プロフィール: ロベルト・モンテネグロ & ラム

 

 

La sencillez crea belleza ~ シンプルさが生み出すスピリチュアルな美

凝縮した無音のエネルギーを内包するアブラッソ
打ち寄せる波を描き出すカミナンド
静寂の世界を表現するこのペアのタンゴには
ときおり詩と音の世界にとけ込み遊ぶ
かつての若きタンゴの放埒さも顔をのぞかせる。
 
故オスバルド・ソットに絶賛され、ブエノスアイレスの往年のミロンゲーロたちから
『伝統のタンゴ』と認め愛されるロベルト&ラム。
 
ブエノスアイレス各地のミロンガで披露したエキシビションは2009年2月のペア結成から70回を数え、定評あるワークショップやレッスンには現在までに200人以上のダンサーが参加している。

 
2009年2月のペア結成直後に参加した世界選手権ビセンテ・ロペス大会でサロン・タンゴ部門、ミロンガ部門を制覇。同年世界選手権本戦サロン・タンゴ部門世界5位。2010年ブエノスアイレス市タンゴダンス選手権ではサロン・タンゴ部門4位、ミロンガ部門5位、ワルツ部門5位と全ての部門で入賞。AMBCTA(アルゼンチンタンゴ・教師ダンサー振付師協会)会員。


無駄のない美しい動きを伝授するワークショップ・レッスンでは、ダンサーにとって『楽器』ともいえる身体の正しい演奏方法・表現方法を体得できるよう、生徒ひとりひとりの体の個性・特性を見極めながら丁寧に指導。2011年には日本各地でワークショップを実施、独自の教育メソッドは各地で称賛を得た。現在、ブエノスアイレスでも名高い『サロン・カニング』の講師を務めている。

 

 

 

 

Roberto Montenegro ロベルト・モンテネグロ

 

『あのアブラッソ、女性を愛する気持ちの現れ、あれがタンゴなんだ。

タンゴは抱擁して踊るものなんだよ・・・。彼に拍手を!”』

(オルランド・パイバ ACETA 2005)

 

 

青年期に志した俳優として、映画『国旗の下(Bajo Bandera)』やTVドラマシリーズ『ポリラドロン』に出演後、タンゴ専門チャンネル『ソロ・タンゴ』でタンゴに出会う。形態模写を得意とするロベルトは、次々と偉大なマエストロの姿勢や流線を独学で体得。その後、カルロス・ペレスやシルビオ・ラビアらに師事。ブエノスアイレスのミロンガへ通いタンゴコミュニティーに溶け込む一方、CETBA(ブエノスアイレス・タンゴ・エデュケ−ティブ・センター)、ACETA(アルゼンチンタンゴ・スタイルアカデミー)ではタンゴ理論や歴史を習得し、ダンス教師の資格を得る。

 

 

2008年、タンゴショー『ラ・パシオン・デル・タンゴ』のダンサーとして南米ツアーに参加。2009年にはブエノスアイレスのタンゲリーア『セニョール・タンゴ』の専属ダンサーとして舞台に上がる。また『エスキーナ・オメロ・マンシ』、『カフェ・トルトー二』、『バル・スール』などでショーをおこない、レオポルド・フェデリコ、エルネスト・フランコ、エミリオ・バルカルセ、ホセ・コランジェロら偉大なマエストロの楽団や、コロール・タンゴ、ロス・レジェス・デ・タンゴなど著名オルケスタと共演を果たす。

タンゴ競技会には2005年より参加。初年にして世界選手権サロン・タンゴ部門で決勝進出、2008年には世界第6位に輝いた。ブエノスアイレス市タンゴダンス選手権ではサロン・タンゴ部門とミロンガ部門で2005年から5年連続ファイナリストとなる。

また2008年の世界選手権では、審査員を務めていたオスバルド・ソットから個人的に『なんとエレガント。曲への乗り方も、つま先での歩みも!君のタンゴは最高だ!』と心からの賛辞を受ける。翌年、オスバルド本人から彼のオマージュミロンガに招待を受け、ラムとともにエキシビションをおこなっている。

 

『彼を見てみなさい、あのエレガントさ、 床をあんなに優しく踏んで、

曲のリズムを掴んで。なんてカデンシアだ。

どうだ・・・、あれがタンゴというものだ!』

(エル・チーノ・ペリコ ACETA 2005)

 

 

 

 

LAM ラム

 

日本での国際機関勤務時代にアルゼンチンタンゴに出会い魅了される。タンゴ留学のため幾度も本場アルゼンチンに渡ったのち、2005年から東京でプロのタンゴダンサーとして活動を開始。

プロデビュー後、わずか2年でタンゴダンス世界選手権アジア大会ステージ部門で優勝し、日本を代表するタンゴダンサーとなる。『タンゴリベルタ』、『帝国ホテルディナーショー』、『なだ万アプローズディナーショー』など数々のショーに出演。
 
日本政府により、タンゴダンサーとして初めて『平成20年度文化庁新進芸術家海外留学制度』の研修員に選ばれ、ブエノスアイレスへ1年間のタンゴ国費留学をおこなう。ナタリア・ヒルズ、カルロス・ペレスらのマエストロに師事。この期間にロベルトと出会い、ペアとして活動を開始。ロベルト&ラムとして初参加となった諸大会で数々のタイトルを獲得する。
 
2009年、留学期間を終え再度アルゼンチンに戻りブエノスアイレス各地のミロンガでエキシビションやレッスンをおこなう一方、タンゴへの深い理解と愛情から生まれたタンゴシューズブランド『アンジェリーナ』を立ち上げる。ロベルト&ラムとしてのタンゴと同じく『シンプルさから生まれる美』という概念を追求したタンゴシューズをプロデュースしている。

 


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